カーボンブラック協会が発表した4月のカーボンブラックの出荷量は5万5645トンで前年同月比1・3%減となったが、生産量では5万3736トンで同8・9%増となった。
自動車生産は好調であるが、国内市販用及びタイヤ輸出が本格的な増加傾向でないことと、昨年4月からの輸入品の増加が継続しているためと推測される。
ゴム用国内内訳は一般ゴム向け出荷が1万253トンで前年同月比14・2%増、タイヤ向け出荷が4万619トンで同3・4%減となった。
財務省貿易統計による2月の貿易統計は、輸入は1万5403トンで同26・9%増と大幅な増加となった。一方、輸出は3952トンで同3・3%減となった。
2012年05月31日