ブリヂストンの甘木工場は、近隣保育所及び3月にホタル幼虫の放流を行った子どもたちと一緒に、6月6日に工場内にあるビオトープで育ったホタルの観賞会を実施した。
甘木工場の立地する朝倉市は「ほたるの里」として知られていることもあり、同工場は敷地内の雨水調整池の水を活用し、ホタルや色々な生き物のすみかとなるビオトープを2008年に開設した。
同ビオトープは開設5年目を迎え、従業員や地域の方と共にホタル観賞会など自然とのふれあいの場として整備を進めてきた。今年は、近隣保育所の子どもたちによる地域で育てたホタル幼虫の放流会を実施し、後日その成長を実際に観賞する機会を設けることで、地域の自然環境へさらに関心を持っていただくきっかけ作りに努めている。
甘木工場は2013年5月に操業40周年を迎える。同社では今後もホタルが棲むビオトープ整備活動などを通じて、地域の皆さまとのコミュニケーションを大切にした環境保全に取り組んでいくとしてる。