サイゴンタイムズ紙によると、ドイツ自動車部品大手ロバートボッシュの現地法人ロバートボッシュ・ベトナムのボー・クアン・フエ社長は5日、東南部ドンナイ省ロンタイン工業団地にある同社工場に追加投資を行い、同社の総投資額を2015年までに3億2200万ドル(約254億円)に引き上げると発表した。
同社の2011年の売上高は、前年比75%増の2億2050万ドル(約174億円)に上る。特に主力製品である自動車部品の売上高は前年に比べ2・6倍の伸びをみせた。フエ社長は「ロンタイン工業団地の車両CVT(無段変速トランスミッション)用金属製プッシュベルト製造工場が、大量の注文を受けたおかげだ」と述べた。
同工場は2011年4月に年産量160万本で稼働を開始、同年8月には320万本、さらに430万本体制まで構築する計画。
2012年06月11日