ランクセスは、東日本大震災により被災した子どもたちの支援を目的に、義援金総額31万ユーロ(約3250万円)を、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下SCJ)に寄付した。 SCJは、岩手県・山田町、陸前高田市、および宮城県・石巻市の3地域において、子どもたちが設計、建設後の運営にも携わり、子ども参加の拠点となる「子どもセンター」の設置を進めてきた。このたび、ランクセスの支援により、岩手県・山田町に仮設「子どもセンター」を設置し、4月4日に開所した。ランクセスは、山田町の仮設「子どもセンター」の設立および、同3地域における「子どもまちづくりクラブ」の活動を支援している。支援の継続期間は2011年から2014年までの3年間の予定。
ランクセス㈱ 代表取締役社長であるペーター・ワインマールが現地を訪問し、「子どもまちづくりクラブ」の活動を視察するとともに、山田町の「夢のまちプラン」について、内容をヒアリングした。「私たちはみなさんの明確なビジョンと『夢のまちプラン』に大変感動した。存じてはないかもしれないが、私たちの会社ランクセスもまた、7年前に生まれ変わった。ランクセス(LANXESS)という社名は、フランス語で前へ突き進むことを意味する“lancer”と、英語で成功を意味する“success”を組み合わせて生まれたもの。私は山田市もまた、輝かしい未来とともに生まれ変われるものと確信している」と述べている。