三菱化学㈱は、鹿島事業所において、リチウムイオン二次電池等の原料として使われるエチレンカーボネート(炭酸エチレン)の生産能力を増強する。
年産3000トンから8000トンに増設する。2012年6月着工、2013年9月完成を予定している。リチウムイオン二次電池は、携帯電話、パソコン、その他民生用途を中心に国内とアジアを中心に需要は伸びており、今後、車載用としても大きな成長が見込まれている。同社は、2007年以降鹿島事業所でエチレンカーボネートの生産を開始しているが、増加する需要に対応すべく生産能力を増強する。