錦湖タイヤ クライスラー新車に 「SOLUS」をOE供給

2012年06月18日

ゴムタイムス社

 朝鮮日報によると、錦湖タイヤは10日、米国3位の自動車メーカー、クライスラーが北米市場向けに発売する新車「ダッジ・ダート」にOEタイヤ(新車販売時に装着されるタイヤ)を供給すると発表した。
 錦湖タイヤは、2006年のクライスラーをはじめとして、フォード、GMなど米国自動車業界の「ビッグスリー」にいずれもOEタイヤを供給している。
 OEタイヤは、アフターサービス用の交換タイヤに比べ収益性が高くないが、新車顧客にブランドの技術力をアピールすることができるため、タイヤ業界各社が激しい受注競争を展開している。
 ダッジ・ダートは、クライスラーと親会社のイタリア・フィアットが共同開発した4ドアの準中型セダン。 今年1月のデトロイト・モーターショーで発表された。錦湖タイヤは「SOLUS」ブランドのタイヤを供給する。同社は「SOLUSは乗り心地を高め、騒音を最小化し、高速走行時の安全性と快適さを同時に提供する」と説明した。
 錦湖タイヤは現在、クライスラーのセブリング、タウン&カントリー、ダッジ・ジャーニー、ジープ・グランドチェロキーなどにOEタイヤを供給している。

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