日本ものづくりワールド内の第16回機械要素技術展が東京ビッグサイトで3日間に渡り開催された。
同展は軸受、ベアリング、ねじ、ばねなどの機械要素や、金属、樹脂に関する加工技術を一堂に集めた専門技術展だが、今回出展する企業で共通して見られたのが、夏の節電需要に対応した省エネやエコ対策の技術や製品。
省エネにこだわったブースづくりをしたアネスト岩田は「省く」をテーマに場所、電気、場所などを省く製品を紹介。余分な液剤、余分なスペース、余分なコストを省いた小型自動スプレーガン「TOF‐Bシリーズ」や分散設置でスマートに省エネを実現したオイルフリースクロールコンプレッサ等をデモ実演をしながら訪問者にアピールをした。
また、バンドー化学は「環境、省エネ、クリーン」をコンセプトにした製品を紹介した。特に平ベルトシステム「ハイパーフラットドライブ」は省エネ・CO2を削減し、平ベルト伝動をスムーズに高効率・高伝動できるアイテムとして開発した蛇行防止デバイスと新設計の平ベルトにより高効率を訴求した製品。