【ゴム用試験機特集】 優れたコストパフォーマンスで高性能を実現

2012年06月28日

ゴムタイムス社

優れたコストパフォーマンスで高性能を実現

グローバル戦略としてゴム用試験機開発が加速 現場のニーズに寄与

 最近では自動車メーカーやタイヤメーカーが中国、東南アジア、インドに生産を移すなど海外シフトする企業が相次いでいる。特にアジア市場を中心に自動車販売の増加を受けて需要環境は増加傾向を示している。他方、機器操作の未習熟者でも確実な作業が可能なようワークの自動化・単純化設計が進んでいる。
 ゴム用試験機業界は、海外でもオペレータが確実な作業ができるよう、ワークの自動化・単純化設計が進んでおり、メーカーに使用される割合が高い。また価格面でもユーザーが購入しやすいように優れたコストパフォーマンスを実現している企業も多く見られる。
 今後も自動車メーカー等の海外進出が加速していくとなると、試験機の市場は海外規格に対応したグローバル装置の開発が進み、低価格でかつ高精度な製品開発が求められいく。
 ゴムは耐熱性、柔軟性、弾力性などゴム製品に求められる多彩な要素を検査するゴム試験機があり、工場の現場向けの用途により、加硫試験機、ムーニー粘度計、硬度測定試験機、引張試験機、粘弾性測定装置、低温試験機などがある。(2012年6月25日紙面掲載)

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