カーボンブラック協会はこのほど5月のカーボンブラックの出荷実績をまとめた。出荷量は同年同月比10・3%減の4万9738トンで、2ヵ月連続で前年同月実績を下回った。
5月の新車用タイヤは好調推移ながら、市販用、輸出用の減が多く、トータル的に減少となり、カーボンブラック需要減になったと推測される。
出荷内訳はタイヤ向けが3万5337トン、同16・4%減、一般向けは9901トン、同23・4%増。非ゴム向けは3155トン、同13・2%減となった。5月の輸入量は1万5460トン、同16・3%減で2ヵ月連続でマイナス。