ＪＢＥが総会開く　新副会長に東部の野崎氏

　全国のベルトエンドレス工業会（略称＝ＪＢＥ）で構成される日本ベルトエンドレス工業会の第39回総会が９日、行われた。今年度は近畿地区が幹事となり、場所は大阪市の中央電気倶楽部で開催された。
　ＪＢＥの野村和興会長が議長となり、議案審議に移り、平成23年度事業報告、収支決算報告、平成24年度偉業計画案、収支予算案が事務局から示され、いずれも原案通り承認可決した。
　役員の一部改選では、東部ベルトエンドレス工業会会長の野崎晃氏がＪＢＥ副会長に就任、甲田昌史氏（中部・副会長）、土井垣智樹氏（中国・会長）、弓削田敬氏（九州・会長）の３氏が新理事に就任した。
　本年度の事業計画は、全国８地区の工業会および関連団体との連携により、一層の組織の強化を推進するほか、視野を広め見聞を深めることを目的とする視察や会報の発行、安全などをテーマとした調査研究活動、交流事業を柱とした親睦活動を積極推進する。
　議案審議のあと、東部ベルトエンドレス工業会前会長の小熊良治氏の永年にわたる工業会活動に対し、その功績を称えて表彰が行われた。野村ＪＢＥ会長から感謝状と記念品が小熊氏に手渡された。
　小熊氏は、ベルトエンドレス工業会の設立経緯などについて触れ「コンベヤを販売する上で欠かすことのできないエンドレス作業であり、メーカー、商社、エンドレス事業者が協力してコンベヤベルトの性能が発揮される。その意味で、今後も３者が連携して発展することを願います。また。ＪＢＥも来年40周年を迎えますが、先輩諸氏のご苦労の賜物であり、引き続き会の発展を祈念します」と謝辞を述べた。