ブリヂストン 設備保全技能競技会を開催

2012年07月13日

ゴムタイムス社

 株式会社ブリヂストンは12日、東京都小平市のグローバル・モノづくり教育センター(G‐MEC)ビルにおいて、「2012年設備保全技能競技会」を開催したと発表した。

 同社は、同社グループの保有する設備保全技能を波及させることを目的に1977年より同競技会を開催している。「技能研鑽の場をグローバルへ展開」を大会スローガンとして掲げた本年度競技会には、国内グループ会社だけでなく、トルコや中国といった海外事業所の従業員5名を含む総勢57名が参加した。競技会は3つの部門にわかれており、機械部門(溶接)及び電気部門では中国・瀋陽工場、機械部門(仕上)では佐賀工場からの参加者がそれぞれ優勝を果たした。

 グローバル・モノづくり教育担当の井上芳治執行役員は開会にあたり「モノづくりを支える設備保全技能の底上げを本競技会の開催を通じてさらに進めたい」と述べている。
 同社は、タイヤ、多角化製品、原材料などすべてのモノづくりに関わるグループの人材をグローバルに育成してくための拠点として2007年にG‐MECを設置した。今回の競技会開催を機に、今後も積極的な人材教育を通じてモノづくりのレベルの底上げに取り組んでいく方針。

競技会当日の様子

競技会当日の様子

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