山下ゴム 国内工場を三重に集約

2012年07月17日

ゴムタイムス社

 山下ゴム㈱(鵜飼脩社長)は第11次中期経営計画の基本方針の「生き残りをかけて世界で通用する業界TOPの企業体質を構築する」の一環として、国内2工場の統合に着手し、将来的に本社機能・R&Dの海外移転の計画も明らかにした。

 具体的には、埼玉工場のエンジンマウントとサスペンションブッシュのラインを三重工場への移管を来年度めどに完了する見通し。移管した埼玉工場の跡地は技術部門の拡張や研究開発等のスペースに使用する。これにより、同社が将来に向けた取り組みとして、売り上げの拡大とコスト削減をもとに、海外現地生産の拡充、グローバル最廉価調達の徹底、内製化の推進(ゴム・金具・金型・設備)、R&D・業務・管理部門のグローバル展開などを推し進め、中期経営計画の目標達成を目指していく。

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