東海ゴム 岐阜・研修センターで起工式

2012年07月26日

ゴムタイムス社

 東海ゴム工業(西村義明代表取締役社長)は24日、同社グループ社員向けの研修センターの起工式を、同日岐阜県各務原市の建設現場にて執り行ったと発表した。

 グローバル経済の進展や新興国の台頭など、事業環境の急速な変化に対応するため、同社グループは、2015年度を最終年度とする中期経営計画「2015年TRIGROUPVISION」の達成に向けて、将来の経営戦略を担う人材の開発・育成を進めている。その仕組みづくりとして、企業理念の浸透や、成長に不可欠な新発想を生み出す拠点となる研修センターを設立した。

 式典では、建物の設計・施工業者の関係者各位をはじめ、同グループの幹部ら約30名が出席し、工事の安全を祈願。西村義明社長は「人材開発にまさる経営戦略はない。このたび、人材開発の場を設けることができた意義は大きい」と挨拶した。

 研修センターは2013年春に完成し、各種研修を実施する予定。同社グループは、今回の研修センター新設を契機に、人材開発・育成のさらなる基盤強化に努める方針。

〈研修施設の概要〉
▽所在地=岐阜県各務原市鵜沼古市場町四丁目
▽敷地面積=敷地面積約3500㎡、延床面積約3400㎡(地上4階建て)
▽施設内容=研修室(3室)、会議室(3室)、宿泊室(44室)、大浴場など
▽収容人数=研修・会議室約240名、宿泊室80名
▽総工費=約12億円
▽使用開始=2013年春(予定)
▽アクセス=名鉄新鵜沼駅徒歩約15分、同社本社・小牧製作所より車で約40分

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