災害対策に寄与する展示会

2012年07月31日

ゴムタイムス社

下水道展12神戸が24~27日に神戸市の神戸国際展示場で開催された。 同展は国内外の上下水道の最新技術を披露する専門展。神戸市での開催は、阪神・淡路大震災直後の平成6年以来17年ぶり。神戸市の復旧、復興した当時の経験等を踏まえた新たな下水道等のインフラを広く認知してもらういい機会にもなっていた。258企業が出展するなか、多くの企業が、巨大地震に備えた地震対策や最近の集中豪雨に対応する浸水対策に特化した技術や製品を出展しており、上下水道施設において災害対策の重要性が浮き彫りになった。同展では日本水道協会の正会員を対象に実施されたテクニカルツアーも開催。Aコース「震災復興と再生エネルギーの地産地消」とBコース「震災の教訓を生かした循環の道づくりと世界一の技術」の2コースで下水処理場2ヵ所をはじめ、施設等を見学した。17年前の阪神・淡路大震災で被害を受けた神戸市の復旧、復興の道筋等が、東北の復旧、復興の一助になればと思う。

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