米メディアによると、コンチネンタルAGは27日、シンガポールに新たにR&Dセンターを開設したと発表した。
同センターは7階建てで、フロア面積は10170㎡。タイヤ部門、コンチテック部門、コンチネンタル・オートモーティブ・グループの内装部門の650人程度の従業員が業務を行う。同センターはアジアにおける事業拡大に対応することを目的としており、同社は開設のために3600万ドルを出資した。
コンチネンタル・オートモーティブ・シンガポールのジェイ・クンケル社長は、「コンチネンタルは12あるアジアのR&Dセンターを通して自動車業界で重要な役割を担っていきます。既に2007年以降の業務を通じ、コンチネンタル・オートモーティブ・シンガポールはアジアの三大R&Dセンターに数えられています。シンガポールの優秀なインフラ、強力な政府のサポート、科学・エンジニア関係の従業員の質から、ここできっと有意義な研究開発を行うことができると確信しています」と述べている。
将来の発展を見込み、同センターはさらに1フロアの増築を行い、合計1000人の勤務体制とすることも可能となっている。