横浜ゴム 「アイスガード」新作PRに「チェブラーシカ」起用

2012年07月31日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは30日、乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD(アイスガード)」のPRに、ロシアの国民的キャラクターであり、日本でも人気の「チェブラーシカ」を起用すると発表した。2012年8月以降、店頭やカタログ、ホームページなどに順次登場し、ユーザーに「アイスガード」を紹介する。

 チェブラーシカは、ロシアの児童文学作家であるエドゥアルド・N・ウスペンスキー氏の絵本シリーズから生まれ、ロシアでは40年以上にわたって絶大な人気を誇っている。日本でも2009年にテレビアニメ化、2010年に映画が全国公開され、現在も様々なグッズが販売されるなど子どもから大人まで幅広い層に人気がある。同社は「アイスガード」により多くの親近感をもってもらうため、2010年からPRキャラクターに起用している。

 「アイスガード」は優れた氷上性能をはじめとした、あらゆる性能を高めたスタッドレスタイヤシリーズ。今年9月からは新商品の「アイスガード ファイブ」を発売する。「アイスガード ファイブ」は新開発のコンパウンドと非対称トレッドパターンの相乗効果により、同社史上最高の氷上性能を実現している。
 チェブラーシカの故郷であるロシアは、同社にとって世界で有数の大市場となっている。同国市場におけるさらなる事業拡大を図るべく、日本のタイヤメーカーでは初となる乗用車用タイヤ工場の操業開始に加え、販売網の拡充も続けており、商品供給力と販売力の両面を強化する方針。

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