ブリヂストン エコピアの森 磐田プロジェクト開始で調印式

2012年08月06日

ゴムタイムス社

  ブリヂストンは1日、間伐などの森林整備を行う「B・フォレスト エコピアの森」プロジェクトの活動範囲を更に広げ、静岡県が定める「しずおか未来の森サポーター」協定に基づき、静岡県磐田市にある森林の一部を整備する取り組みを開始すると発表した。
 協定先である静岡県、磐田市、磐田市敷地外四ヶ字財産区との調印式を8月1日、磐田市役所本庁舎で行った。
 「B・フォレスト エコピアの森」プロジェクトは、低燃費タイヤ「ECOPIA」の売り上げの一部を活用し、全国の当社事業所周辺にある森林の整備を行うもの。同社は今後も低燃費タイヤ「ECOPIA」の普及に注力していくとともに、日本の森を守る活動を推進していく。
 調印式で渡部修磐田市長は、「今回締結に至り、市長として本当にうれしい限りです。磐田市に立地してよかったなといわれるように、我々も努力して頑張って参りますので、今後とも協力し合っていいまち作りができればと思います」とあいさつした。
 協定期間は24年から5年間、活動場所は磐田市敷地外四ヶ字財産区有林8・5ha。
 風倒木処理(1年目のみ)、植栽2,600本(5年間)、下草刈り作業(5年間)、散策道整備(2~5年目)、間伐作業(5年間)、伐採作業(5年間)などが主な活動となる。ブリヂストンとしては年2回の社員活動として森林作業を行う予定。

 森づくり活動を通した企業の社会貢献活動を積極的に支援する「しずおか未来の森サポーター」制度を活用する。協定締結は、今回で29件目となる。

 ブリヂストン高野伸和磐田工場長は、「磐田市に事業を行うものとして、このような形で磐田市と一緒に同じ未来に向かって歩むことができ非常にうれしく思う。今後は現地にて、従業員が整備活動に参加させて頂き、地域社会との皆様との交流を深めていきたい。素晴らしい森林を提案して頂き、さらにこのような立派な締結式を実施して頂いた関係者の皆様に感謝したい」と活動の抱負を述べた。

 

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー