下水道展2012展が7月24日~27日の4日間、神戸市の神戸国際展示場で開催された。
カナフレックスコーポレーション㈱は同社ブースを出展するともに、3SICP技術協会の小間で独自開発の新工法「kanaSlip工法」を紹介した。
新工法は老朽化した下水管路の中に、工場から搬送されたパイプをそのまま挿入し、管口処理を施すだけのシンプルかつ経済的な鞘管工法。また取付け管を本管部と一体に修繕できる鞘管工法でもある。
同工法は今年の3月に建築技術審査証明事業実施機関の財団法人下水道新技術推進機構から建設技術審査証明書を取得。
特長として、工場製品のため、品質管理が安定・均一であり、特殊作業車等を使用しないために、場所を取らずに施工ができる。また大幅な工期短縮により施工コストダウンを実現し、内面はヒューム管と比較して粗度係数が小さいために流下能力が低下しない。さらに追従性を有するため耐震性が向上した。
同工法は更生管のラインンナップが充実しており、φ200、φ250、φ300、Φ350に対応している。
同社は同工法でデモ施工を実施しながら積極的に展開していく。