葛飾ゴム工業会(藤井直行会長)は8月10日、恒例の納涼親睦会を東京の墨田区にあるロッテシティホテル錦糸町4Fの「82ALE HOUSE錦糸町店」で開催した。当日は猛暑の中、25社50名が参加。また東部工業用ゴム製品卸商業組合・工業用品部会で7月12日に開催された若手女性社長とのパネルディスカッションに参加した寿司職人クッキングコミュニケーターの秋山直美氏(23番地COOK代表)も参加し、嗜好を凝らした巻寿司を披露した。
藤井直行会長(小里機材㈱代表取締役社長)が開会のあいさつに立ち、「日本ゴム工業会の発表によると、4月~6月は復興による景気回復、7月~9月はやや落ち気味になると見込んでおりますが、極端な落ち込みはないということです。しかしながら我々の環境は依然として厳しい環境であります。大きく一年前と変わっていることは大幅な材料の値上げはないこと、また日本から海外へ仕事がシフトしていることが上げられます。日本のものづくりというものを葛飾ゴム工業会等の皆様が世界に向けて実りがでるように我々も一生懸命頑張っていきたい」と述べ、「9月は宿泊を兼ねた勉強会、10月は葛飾区の葛飾産業フェアが開催など行事がたくさんあります。葛飾ゴム工業会の今後の発展と同時に皆様とともに、世界のなかで日本がもっとよくなるように力を合わせていきましょう」と今後の展開も語った。
2時間に及んだ納涼会は親交を深めるとともに、現況についての情報交換を交わす等貴重な時間となった。