積水化学 インドで合弁会社設立 車輛部品事業を拡大

2011年08月09日

ゴムタイムス社

 積水化学工業㈱は8月3日、ディプティー ラル ジャッジ マル社とインドで合弁会社を8月1日に設立したと発表した。
 積水化学は車輌部品成型事業を拡大し、インドに進出するのは今回が初めてとなる。同社グループにおける事業主体は、同社の100%子会社である積水テクノ成型㈱が担当。
 今回進出するインドは経済全体の活性化に伴い、車輌(四輪・二輪ともに)の生産台数も顕著な伸びを示し、今後も大きな伸長が見込まれ、インドに進出している日系車輌メーカーもシェア拡大を計画し、日系部品メーカーの進出が期待されている。
 パートナーのディプティー社は射出成型品の製造・販売会社として、家電および車輌部品の分野で順調に成長を続け、とくに車輌部品分野では、日系メーカーへの納入に実績があり、今後引き続き納入拡大を計画している。
 新合弁会社はインド国内において、日系2輪メーカーとの取引を拡大し、将来的には4輪メーカーも視野に入れて活動していく。出資比率は積水化学51%、ディプティー社49%。事業目標として、2011年8月に生産・販売を開始し、2013年度には売上高30億円を目指す。

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