東洋ゴム　中国で代理店会議を開催

　東洋ゴム工業は９日、中国での「ＰＲＯＸＥＳ　Ｃ１００」の発売に先立ち、７月５日に東洋輪胎（上海）貿易有限公司が中国全土から販売代理店及び直販先小売店約５０社を集め、全国代理店会議を開催したと発表した。

　同会議では同製品の商品説明会、新しい現地生産工場である東洋輪胎張家港有限公司の見学会を実施し、商品の性能・品質に対する理解を促進するとともに、最新鋭工場の設備や工程を紹介することで、商品の付加価値の高さを実感してもらう機会となった。

　同社タイヤ事業のトップである信木明取締役専務執行役員・タイヤ事業本部長をはじめ、伊藤和行執行役員・生産需給本部長、山本卓司執行役員・技術本部長が出席し、同製品の開発背景や商品特長、中国新工場での最新工法を説明し、中国市場の位置づけや中国新工場で生産される初の中国市場向けのオリジナル商品である同製品の重要性を伝え、また中国タイヤ新工場見学会では、独自の新工法（Ａ．Ｔ．Ｏ．Ｍ．）によって製造される高性能タイヤの生産工程を紹介した。