横浜ゴムは8月27日、本年8月に環境マネジメントシステム(EMS:Environmental Management System)の国際規格であるISO14001の全社統合認証を取得したと発表した。
統合範囲は本社と8生産事業所(平塚製造所、三重、三島、新城、尾道、茨城、長野、平塚東工場)の全9事業所。
同社グループは、中期経営計画「グランドデザイン100(GD100)」の基本方針のひとつに「トップレベルの環境貢献企業になる」ことを掲げ、ISO14001に基づいた環境経営を推進している。同社では10年以上前から事業所ごとでのISO14001認証に取り組み、1998年7月の三島工場を皮切りに2007年3月の本社に至るまで、すでに全9事業所で認証の取得を終えていた。 今回、新たに全社統合認証を取得したのは、環境経営をさらに向上させるために全社共通の環境方針の下で同質かつ高度なEMSを実現するのが狙い。統合認証取得に向けた活動は2011年8月に開始し、約1年の体制整備を経て認証取得に至った。
なお、国内で同社グループ会社の5生産事業所、海外で13グループ会社の生産事業所がISO14001の認証を取得している。