丸五ゴム工業㈱(藤木達夫社長)はこのほど、インドに自動車用防振ゴム、型成型ゴム、ホースの各部品を製造・販売する新会社をインド企業と合弁契約を結び設立することを発表した。
新会社設立は2012年9月予定しており、生産開始が2013年1月を予定している。
今回の設立目的として、自動車メーカー各社は新興国における市場拡大に合わせ海外での生産拡大を図ると共に部品の現地調達を加速している。同社ではそのような流れのなか、アジアでのオペレーション強化のため、昨年のインドネシア現地法人設立に続き、インドにおいても現地自動車部品メーカーと合弁契約を結び、新たに生産拠点を開設することを決定した。
これにより、同社の海外拠点は米国、中国、タイ、インドネシア、マレーシアにインドを加え6拠点体制となる。
今後も同社は、アジアでは中国に次ぐ市場規模を持つインドで主要取引先を始めとするメーカー各社のニーズに対応し、市場開拓への積極的対応を図っていく。
〈現地法人の概要〉
▽会社名=タルブロス・マルゴ・ラバー㈱
▽合弁相手企業=タルブロス社
▽予定地=インド・ハリヤナ州マネサール地区
▽代表者=社長柚木良昭(同社工場長)
▽事業内容=自動車用防振ゴム、型成型ゴム、ホース部品の製造・販売
▽資本金=10万ルピー(同社が50・01%、タルブロス 社が49・99%)