グッドイヤー 一部航空機用タイヤがリコール

2012年09月06日

ゴムタイムス社

 米メディアによると、連邦航空局(FAA)​​は4日、ブラジルのボンバルディア社製の一部飛行機に使用しているグッドイヤー製の航空機用タイヤに耐空性改善通報を出したと発表した。同通報に基づき、グッドイヤー製タイヤのリコールが行われる。

 FAAは、ブラジルの航空局がトレッドショルダー部の低付着によるトレッドの分離と、主脚タイヤのトレッド部の膨張を発見したため、今回の通報を行うことを決定したと、8月29日の最終決定の中で述べている。
 問題になっているタイヤは、ボンバルディアCRJ‐100、CRJ‐200、チャレンジャー850で使用されている新品タイヤで、サイズはH29x9・0‐15。同モデルおよびサイズのリトレッドタイヤは、今回の耐空性改善通報には含まれない。同航空局によると、約3400本の同社製タイヤが今回のリコールの範囲に含まれていると推定されている。また、リコール総費用は750万ドル、タイヤ1本当たり2255ドルになる見込み。
 グッドイヤーの広報担当者によると、リコール対象となる100本以上のタイヤがまだ使用中であると推定している。

 

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