ブリヂストンは14日、2012年9月27日から10月14日まで、フランスのパリで開催される「2012 パリモーターショー」に出展すると発表した。
同社ブースは「Reliable(安心・信頼)」と「Economical(経済的)」、「Futuristic(未来)」の3つのテーマに合わせた展示を行う。
「Reliable(安心・信頼)」では、(1)「Turanza T001」欧州での高速走行やウェット路面の走行にも高い安定性を持ち、同時に低燃費性能を達成したタイヤを映像とともに紹介。(2)「ランフラットテクノロジー採用タイヤ」「POTENZA S001 RFT」を展示し、空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定の距離を走行可能なタイヤのメリットをアピール。(3)「冬用タイヤ」雪道や凍結路で滑らず、安全に走るために設計した冬用タイヤを披露する。
また「Economical(経済的)」では、(1)「ECOPIA」安全性能などタイヤに求められる諸性能を高次元で維持しながら、転がり抵抗低減による燃費の向上を実現したタイヤについて、体感装置を用いて転がり抵抗の低減を実感することができる。(2)「タイヤラベリング制度」2012年11月より欧州において、転がり抵抗性能、ウェットグリップ性能、騒音レベルをグレーディングシステムに基づき表示するタイヤラベリング制度が施行される。そのことを踏まえて、同社ブースでは、当該制度をわかりやすく伝えることに加え、同社商品の環境性能や安全性能をグレーティング情報とともに紹介するコーナーを設けていく。
さらに「Futuristic(未来)」では、(1)「タイヤサイド部へのカラー印刷技術」燃費を含めた環境に配慮し、早期実現化を目指しているタイヤ印刷技術を新しい車のドレスアップ手法として提案。(2)「非空気入りタイヤ(エアフリーコンセプト)」100%再生利用可能な材料を採用し、環境と安全、快適といった諸性能を高次元で達成することが可能な技術をアピール(3)タイヤ接地面情報収集解析技術「CAIS(カイズ)」ドライバーの「安心」「安全」を確保することを目的に、通常走行中の乗用車でタイヤの振動を感知解析し、刻々と変わる路面状態を連続的に判定する技術を披露する。