「国際物流展2012」が9月11~14日に開催され、約13万人が来場した。同展は経済のインフラとして物流・ロジスティクスの最新情報を収集できる日本唯一・アジア最大級の専門展示会であり、各社は省エネ対策、エコ、そしてコスト削減に寄与する製品を多く展示していた。
その中で、特長的だったのが東洋ゴム工業のブース。同社が展示したのは同社のダイバーテック事業のひとつである免震ゴムを出品。同社は今回が初出展であった。
免震ゴムというと、建物の免震構造の採用が従来ほとんど占めていたマンション、病院、公共施設が多いが、同社は災害時に強い物流拠点を築く上でも、倉庫で働く人、保管する製品の安全等の倉庫のインフラに注目した。また同社ブースでは、免震積層ゴムのカットサンプルや免震構造についてわかりやすく説明した映像等で免震ゴムをアピールした。
今回の同展の開催日は、ちょうど昨年の東日本大震災から1年半であり、同社の免震ゴムの必要性を披露できるいい機会になった。
2012年09月24日