トヨックス(宮村正司代表取締役)は9月26日、中国主力代理店会を13日、20日の両日に渡り開催したと発表した。
今回の代理店会では中国の各地区主力代理店15社と、拡大する現場改善要望を踏まえて機能品の提案や、販売促進などの販売戦略の方針統一を図り、さらなる機能品販売の強化を図った。13日に華南、20日に華東と各地区の主力代理店の経営トップが参加した。
同会でははじめに、昨年の東日本大震災とタイの水害での教訓から、いかなる時でも安定納品できるように各国に豊富な在庫を持つなどのBCP対策への取り組みについて説明。さらに今期に入り、中国市場での機能商品群に対するユーザーニーズの急増に対し、新商品ならびに機能商品群の体感実演などを実施し、ユーザーへの改善情報の発信を各代理店と連携して強化することなど、販売強化の対策を確認した。
機能商品群が順調に伸長している背景として、同社では30数年前から中国ならびにアセアン地区で、販売網を構築してきた実績と信頼関係を挙げている。最近では、食品の安全や現場の生産性向上、作業安全への改善意識が年々高まってきており、昨今の社会情勢の中でも、確かな実績につながるとしている。
同社は機能商品群の品揃え充実という強みを活かし販売強化することで、同社製品のブランド模倣品との品質格差を鮮明に差別化することが可能と説明。この差別化活動の強化により、代理店各社の売上と利益の増加に直結するというメリットを深く理解してもらうことができたことで、今まで以上に機能商品群の販売に拍車がかかると期待している。