独ランクセス(LANXESS)は9月25日、世界的に展開する「グリーンモビリティ」への積極的な取り組みの一環として、北米で初めて、「Mobility Day North America」を開催したと発表した。
同イベントはノースカロライナ州シャーロットで、「持続可能なモビリティを推進する先進技術」をテーマに、終日のシンポジウム形式で行なわれた。
シンポジウムにおいて、同社は主に「エコタイヤ」用の高性能グレードの合成ゴムと自動車向け軽量化プラスチックを公開し、顧客、メディア、政府関係者を含め200名以上が参加した。
同社CEOのアクセル・C・ハイトマン氏は、開会式で「ランクセスは、アメリカが自動車産業の中心地であると考え、『Mobility Day』をここアメリカで開催しました」と述べ、元ゼネラル・モーターズ副会長のロバート・A・ルッツ氏が基調講演者として講演を行った。
ランクセスは、自動車産業における持続可能なソリューションの旺盛な需要に対応するため、2012年を「グリーンモビリティ」推進の年と設定しており、今年開催される一連のイベントは、9月初めに上海で行われた「Mobility Day China」で幕を開けた。続いて、10月18日にブラジル、11月22日と23日にチェコ、11月27日と28日に南アフリカで開催される予定。