JSRは社会的責任投資(SRI)指標である「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・アジア・パシフィック・インデックス(DJSI Asia Pacific)」の構成銘柄に初めて選定されたと28日発表した。
ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)は、米国のダウ・ジョーンズ社と、スイスのSRIに関する調査会社であるSAM(SustainableAssetManagement)社が共同開発した株価指標で、経済・環境・社会の3つの側面から、世界各国の大手企業の持続可能性(サステナビリティ)を評価し、総合的に優れた企業を選定するもの。
同社が属するアジア・パシフィック・インデックスは、アジア太平洋地域の主要企業を対象としたもので、154社が選定された。
そのうち同社を含め74社が日本企業となる。
JSRのCSRに対する取組みはその他でも国内外で高く評価されており、2012年9月1日現在、
国際的なSRI指標である「Ethibel Pioneer & Excellence」、「FTSE4Good」、日本国内の代表的な指標である「モーニングスター社会的責任投資株価指数(MS―SRI)」にも選定されている。
同社は企業理念「Materials Innovation―マテリアルを通じて価値を創造し、人間社会(人・社会・環境)に貢献します」の下、マテリアルが生み出す新たな可能性を追求し、それにより価
値を創造することで社会に貢献することを目指す。今後とも、環境や人権に配慮した事業活動を行い、良き企業市民として誠実に行動し、社会からの信頼に応えていくとしている。