横浜ゴムは11日、コントロールタイヤをワンメイク供給している「FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)」の日本ラウンドにPRブースを出展すると発表した。
タイヤおよびホイール商品を幅広く紹介するとともに、レース会場で人気のオリジナルグッズ販売やデモカー展示などを通じてファンとともにレースを盛り上げていく。
今年5回目となる日本ラウンドは20日〜21日に鈴鹿サーキット東コース(三重県鈴鹿市、全長:2・243km)で開催。日本人ドライバーは同社のタイヤを装着してSUPER GTでも活躍中の吉本大樹選手、加納政樹選手が参加する。同日、フルコース(全長:5・807km)にてWTCCと同じくヨコハマタイヤワンメイクで行われているスーパー耐久シリーズ第5戦も開催される。
PRブースのタイヤコーナーでは、WTCCのコントロールタイヤにも認定されているグローバル・フラッグシップブランド「ADVAN(アドバン)」をはじめ、低燃費タイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」やスタッドレスタイヤブランド「iceGUARD(アイスガード)」を中心に市販用タイヤの主要ブランド全商品を展示。さらにアルミホイールコーナーは、これまでにない大規模な展示を予定しており、WTCCでも活躍している「ADVAN Racing RSⅡ(アドバン・レーシング・アールエスツー)」や「ADVAN Racing GT(アドバン・レーシング・ジーティー)」など最新モデルを含む主要ブランドの全色を展示する。
また、レースイベントをより盛り上げるため、人気のADVANオリジナルグッズやWTCCコラボレーショングッズを販売するほか、ヨコハマタイヤやホイールを装着した多くのデモカーを展示し、「魅力的でかっこいい」ドレスアップスタイルを提案していく。
WTCCはF1、WRC、WEC、GT1とともにFIA(国際自動車連盟)が管轄する世界選手権のひとつで、世界最高峰のツーリングカーレース。同社は2006年からコントロールタイヤをワンメイク供給しており、環境に配慮したオレンジオイル配合のADVANレーシングタイヤを供給している。さらに今年、FIAが求める性能を十分に満たしていることが評価され、2015年まで10年連続の供給継続が決定した。なお、横浜ゴムは現在、FIAの世界選手権にタイヤを供給する唯一の日本のタイヤメーカー。
2012年10月11日