アシックス　赤ちゃん向けシューズ「ＳＷＥＥＴＳＦＩＲＳＴ」を限定発売

　アシックス（尾山基社長）は17日、子ども用品のシリーズ「ＳＵＫＵ２（スクスク）」から新製品「ＳＷＥＥＴＳＦＩＲＳＴ（スイーツファースト）」を、11月１日から全国の百貨店、スポーツ用品店などで発売すると発表した。メーカー希望小売価格は５５６５円（本体５３００円）で、約６５００足の限定発売。
　同製品は「パティシエ　エス　コヤマ」の小山進さんがデザインをプロデュースしたシューズ。可愛いスイーツがモチーフで、歩き始めから約３か月までの赤ちゃんに対応している。
　「ＳＵＫＵ２」は、着地時の衝撃が少なく足指が自由に動かせる「土の上の『はだし』」をテーマに、スポーツ用品メーカーならではの機能を持たせた子ども靴で、今年の冬に発売15周年を迎える。
　同製品はその記念モデルとして発売する、歩き始めから約３か月までの赤ちゃんに対応した「ファーストシューズ」。甘い幸せの象徴ともいえる「スイーツ」をモチーフにしており、「クッキー」、「マカロン」、「ショコラ」をイメージしてデザインした３タイプを用意。
　機能の特長としては、歩き始めの赤ちゃん特有の歩き方を考慮して設計した靴底を採用している。歩き方が安定しない為にいろいろな方向に力がかかる赤ちゃんの歩行にあわせ、つま先部は多方向への移動に対応する、親指付け根部分はグリップ力を高める意匠をそれぞれ配し、かつ足の動きにあわせて屈曲しやすいよう工夫している。かかと部分には衝撃緩衝性に優れたクッション性の高い素材を採用しており、足にかかる負担を軽減。また、つま先部を大きく巻き上げるとともに靴底のふちを丸く処理して歩行時に引っかかりにくくするなど、「つまずきにくさ」にこだわる。アッパー（甲被）内側と中敷きの表面材には、吸汗速乾性に優れ、低刺激・水親和性も高い、肌にやさしい素材「メディエル」を採用。ベロ部は、履かせやすく脱がしやすいように、大きく開く構造になっている。アッパーは、やわらかくしなやかな風合いの素材「エクセーヌ」を採用。
　同製品の品番はＴＵＦ１１４。サイズは12・５ｃｍ～13・５ｃｍ（０・５ｃｍ刻み）。素材はアッパーは本体・補強とも人工皮革、アウターソールはゴム底。生産国はインドネシア。

「ＳＷＥＥＴＳＦＩＲＳＴ」