住友ゴム工業は12日、福島県白河市の白河工場にて福島県、栃木県の4つの広域消防本部(郡山・須賀川・白河・黒磯那須)と合同の「秋の総合防災訓練」を実施した。総合防災訓練には約860名が参加し、白河工場の敷地と建造物を活かした大規模な防災訓練となった。
同社グループは大規模災害が発生した場合、迅速かつ的確な救援活動のための協力体制の確立や、地域の連携を活かした防災力の強化をBCP(事業継続計画)の一部とし、日頃から災害への備えを行っている。
今回の訓練では同社社員約800名と消防隊員60名が連携し、重量機械転倒を想定した救護訓練、自動車ポンプ隊の模擬訓練などを実施した。同社は東日本大震災での被災経験を活かし、今後も地域と連携しながら防災対策の強化に取り組んでいくとしている。
同社グループはこれからもグローバル企業としての社会的使命を果たすために、広く地域・社会に貢献し、期待され信頼され愛される企業として新しい価値を創出し、持続可能な社会の発展に貢献していく方針。
2012年10月23日