東ソーは22日、毎年11月13日を全社「安全の日」と制定し、安全文化の定着を目指す諸活動を実施していくと発表した。
同社は2011年11月13日に発生した同社南陽事業所第二塩化ビニルモノマー製造施設爆発火災事故に関し、このような事故を二度と起こさない「安全な化学メーカー」を再建するため安全改革活動を展開しているが、安全な会社、事業所を作り上げる決意を従業員全員が共有するとともに、同事故の教訓を決して風化させないために「安全の日」の制定を決定した。
2012年度の全社「安全の日」には殉職者の慰霊として全社黙祷、安全の誓いとして社長による宣言を行い、南陽事業所に「安全モニュメント」を設置する。さらに安全意識の高揚のため社外の安全関係の専門家を招き、南陽・四日市事業所にて安全講演会を開催する。また、爆発火災事故での破損物を南陽事業所教育研修センターに保存し、安全教育に活用する予定。
2012年10月23日