住友ゴム タイヤ安全プロジェクトの点検結果を発表 整備不良率は約27%

2012年10月26日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は26日、同社が6日に全国47都道府県、54カ所で実施した「ダンロップタイヤ安全プロジェクト」のタイヤ点検結果を発表した。
 集計の結果、タイヤの整備不良は4台に1台程度あり、そのうち半数以上で空気圧不足が確認された。
 同社は2008年10月から年2回、全国47都道府県でタイヤ点検と安全啓発活動を「道の駅」などで開催しており、今回で8回目の実施。タイヤ点検ではタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧点検、残溝チェック、タイヤ表面の損傷などを調べる外観チェック等の点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法を紹介する冊子を配布するなど、ドライバーにタイヤの日常点検の重要性を訴求している。
 今回の活動では全国54会場で7245台の車両のタイヤ点検を実施した。その結果、タイヤにかかわる整備不良率は全点検台数の約27%で、その内訳は(重複含む)空気圧の不足が全体の15・1%と最も多く、以下タイヤ表面の損傷が7・0%、偏摩耗が6・5%、残溝不足が3・2%となった。
 同社は今回の点検結果を踏まえ、今後もドライバーにタイヤの安全で正しい使用方法や管理方法などを知らせていく方針。

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