ブリヂストンは10月29日、同社の吹奏楽団であるブリヂストン吹奏楽団久留米(峯尾啓司団長)が第60回全日本吹奏楽コンクール職場・一般の部にて金賞を受賞したと発表した。
同楽団は全日本吹奏楽コンクールでこれまで28回金賞を受賞しており、今回で29回目の金賞受賞。同コンクールは28日に栃木県の宇都宮市文化会館で開催され、全国で活動している職場・一般の代表吹奏楽団26団体が参加した。金賞は8団体、銀賞は11団体が表彰された。
同楽団は1955年に「地域の音楽文化向上と社員の文化活動」を目的として、同社創業者である石橋正二郎氏が結成したもの。楽団員は当社久留米工場と鳥栖工場の従業員58名で構成されており、通常勤務をしながら全国各地での定期演奏会やチャリティーコンサートを行っている。1974年には久留米市芸術奨励賞を受賞、1991年には久留米市文化賞を受賞しており、2003年には地域文化功労者として文部科学大臣から表彰された。
同楽団はこれからも演奏会やボランティア活動を通じて、皆様に愛される楽団を目指していくとしている。
同コンクールでは、課題曲として行進曲「希望の空」(和田信作曲)、自由曲としてオラトリオ「イワン雷帝」より(S・プロコフィエフ作曲・榛葉光治編曲)が演奏された。
〈久留米工場概要〉
▽所在地=福岡県久留米市京町105
▽工場長=峯尾啓司氏
▽操業開始年月=1931年3月
▽従業員数=1102人(2012年6月末現在)
▽敷地面積=約43万㎡
▽生産品目=乗用車用、小型トラック用、航空機用、レーシング用の各種タイヤ
▽生産能力=乗用車用タイヤ約1万本/日、航空機用タイヤ約80本/日
(2012年6月末現在)
2012年10月30日