フコク 3月期中間 増収増益で営業利益19・3%増

2012年11月02日

ゴムタイムス社

 フコクの2013年3月期中間連結決算は売上高が295億5800万円、前年同期比13・2%増の好調推移となった。営業利益は19億2300万円、同19・3%増、経常利益は18億6100万円、同16・1%増、四半期純利益は11億9900万円、同22・6%増となっている。
 同社グループの主要顧客先である自動車産業においては、長期化する円高、空洞化傾向などの影響から海外シフトが進行する中、国内生産の回復が追い風となっていたが、経済情勢の減速感を反映し、足元では不透明感が強まってきた。そのような状況下、同社グループの業績は概ね順調に推移し、前年同期が震災の影響を被ったこともあって増収増益となった。
 なお、通期の業績予想については5月15日発表の数字から変更はない。

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