群栄化学工業は1日、同社バイオマス樹脂を用いた自動車部品開発について発表した。共同開発企業は三菱自動車工業。
同社では、脱石油・地球温暖化ガス削減を目指して植物由来の樹脂開発に取り組んでいる。同開発では食品廃棄物のカシューナッツシェルを利用し高耐熱バイオマス樹脂を合成、複合化技術により工業材料化することに成功し、自動車部品に適用することを可能にした。同社の試算ではこの材料の適用により、二酸化炭素を従来比12%削減することが可能となる
なお、同開発品に関しては12月13日~15日に東京ビッグサイトにて開催されるエコプロダクツ2012の同社ブース(1―039)で展示発表を予定している。
2012年11月02日