【ゴムロール特集】 金陽社 UV印刷用で相次ぎ新製品

2012年11月15日

ゴムタイムス社

UV印刷用で相次ぎ新製品 インキ、給水ロールを市場投入

金陽社

  • 東京都 品川区 大崎 1-2-2アートヴィレッジ大崎セントラルタワー6階
  • TEL: 03-5745-6200
  • WEB: http://www.kinyo-j.co.jp/

 国内最大のゴムロールとゴムブランケットのトップメーカー金陽社(石井勲社長)はUV印刷用インキロール「UV-MAX」をはじめUV印刷用給水ロール「UVウォーター」などUV印刷用に特化した新製品開発に注力し、積極販売を行っている。
 UV印刷用インキロール「UV-MAX」はUV印刷の拡大に伴い、従来のインキロールでは対応できないインキ、洗浄剤による膨潤や作業洗浄性の悪化などの問題解決に対応し開発されたもので、特殊な配合により従来の樹脂材質の問題点を解決し、UVインキを安定して版面へと送り出すことができる新しい材質の樹脂ロール。インキ、洗浄剤に対する寸法変化、硬度変化が少なく、新品装着後のインキ乾燥不足がほとんど起こらず、長期保存、長期使用での軟化(加水分解)が起きにくいのが特長。ゴム材質に比べて表面のムシレなどが起きにくく、LED―UVやハイブリッドUVに用いられるUVインキにも対応している。材質は特殊樹脂。色はグリーン。硬度30度、35度。
 また、従来のゴム材質の給水ロールではインキが絡んで膨潤するケースや、水上がりの均一性をなくし印刷品質が維持できなくなるケースが見られたが、新開発のUV印刷用給水ロール「UVウォーター」は特殊樹脂を採用することでインキに対して膨潤を低く抑え水上がりを維持できるようになっている。湿し水、インキなどに対する寸法変化、硬度変化が少なく、水漏れ性が良いので安定した水の供給が可能で、UV印刷、一般油性印刷の給水ロールとして最適としている。

 

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