【ゴムロール特集】 明和ゴム工業 新聞印刷用に新製品開発

2012年11月15日

ゴムタイムス社

新聞印刷用に新製品開発 「輪転機用水着け」と新スポンジ

明和ゴム工業

 明和ゴム工業㈱(本社/東京都大田区下丸子、坪井栄一郎社長)はこのほど新聞印刷用の新聞輪転機用水着けローラ「NCD―IV」と「ペースタローラ用スポンジ」の新製品2種を開発し、本格販売を開始した。
 新聞輪転機用水着けローラは新聞オフセット輪転機用のダンプニングローラとして開発されたもので、水着けローラに発生する版エッジ痕の発生を防止し、紙面の額縁汚れを解消する製品。色は黒(毛細は白)、硬度30度。
 特殊ゴムを採用しており、シンプル構造のため従来のW巻き構造に比べ、セッティングに柔軟性がありニップ設定が容易なほか、洗浄性も従来タイプより良好となっている。ヒッキーを低減し保水効果に優れ、インキや浸し水、洗浄剤による膨潤・抽出が小さく長期間安定したニップ幅が維持できる。また、アロマフリーインキ、大豆油インキに伴う経時変化を抑えることができるという。

 

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