東洋ゴム 低燃費タイヤ「NANOENERGY 3」を新発売

2012年11月14日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業(中倉健二社長)は14日、低燃費タイヤブランド「NANOENERGY(ナノエナジー)」の新製品として、「NANOENERGY 3(ナノエナジー・スリー)」を発売すると発表した。
 同製品は全46サイズを12月1日より日本国内で発売。オープン価格。
 「NANOENERGY」はタイヤのゴム材料開発をナノレベルで制御する同社独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を駆使した低燃費タイヤブランド。現在、同シリーズはNANOENERGY0、1、2の3商品をラインアップし、ラベリング制度における転がり抵抗性能「AAA」グレードにおいて、業界で唯一、ウェットグリップ性能「a」「b」「c」の3グレードを揃える製品となっている。
 今回発売する「NANOENERGY 3」は、「AAA」グレード製品以外では初めての「Nano Balance Technology」の採用となる、転がり抵抗性能「A」/ウェットグリップ性能「c」グレードの低燃費タイヤ。新開発のアクティブポリマーと燃費/グリップポリマーを配合したトレッドコンパウンドと、パターンのワイドトレッドプロファイル・高剛性リブパターンにより、スタンダードタイヤに十分な低燃費性能と耐摩耗性能を両立させている。また、高硬度プライトッピングと高硬度ハイフィラーを採用し、重量増加を抑えつつ高剛性化した構造により、しっかりとした走行安定性も実現。
 同社は高い環境性能を実現した「NANOENERGY」とそれを支えるタイヤ技術基盤である「Nano Balance Technology」をさらに進化させ、次代に求められるタイヤの技術革新を続けていく方針。

「NANOENERGY 3」

「NANOENERGY 3」

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