クリヤマホールディングスの12月期第3四半期連結決算は、売上高251億1000万円、前年同期比7・5%増、営業利益15億7400万円、同20・4%増、経常利益16億7300万円、同4・2%増の増収増益となった。四半期純利益は10億8700万円で同6・6%減。
〈産業資材事業〉
建機顧客など向けの量産機械用資材の販売が好調なほか、商品構成比の改善と原価低減努力により収益率が改善した結果、売上高は61億6800万円、同3・8%増、営業利益7億7800万円、同11・5%増となった。
〈建設資材事業〉
公共施設で使用される道路橋梁用資材の販売が減少したが、鉄道施設などで使用される「ブレイルタイル」や「エーストン」などの販売が増加。さらに商業施設やチェーンストアなどで使用される「スーパー・マテリアルズ」の販売が好調に推移、売上高は52億2300万円、同8・2%増、営業利益7800万円で黒字化した。
〈スポーツ施設資材事業〉
弾性スポーツ床材「タラフレックス」や全天候型舗装材「スーパーX」の販売が好調に推移、売上高は15億7500万円、同41・9%増、営業利益2億200万円、同121・2%増となった。
〈その他〉
中国販売子会社の量産機械用資材が中国国内で販売が増加したほか、国内ホテル事業のインターネット販売が好調に推移した結果、売上高は13億400万円、同22・3%増、営業利益4100万円(前年同期は損失4100万円)を計上した。
通期は売上高333億円、営業利益18億8000万円、経常利益20億円、当期純利益12億5000万円を見込んでいる。