ブリヂストンは21日、「2012広州モーターショー」に出展すると発表した。
同展示会は中国の広州市で11月22日から12月2日まで開催される。
同社ブースでは「Reliable(安心・信頼)」と「Economical(経済的)」、「Futuristic(未来)」の3つのテーマに合わせた展示を行い、同社製品の魅力と高い技術力、将来を見据えたその先進性を伝えていきたいとしている。
「Reliable(安心・信頼)」として、ランフラットテクノロジー採用タイヤ「TURANZA ER300」を展示し、空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定の距離を走行可能なタイヤのメリットを説明。また、ウェット性能に配慮しつつ、ドライでの優れたハンドリングを両立させたスポーツドライビングに適したタイヤ「POTENZA」をフォルクスワーゲン シロッコR―カップ チャイナ チャンピオン車両とともに展示。
「Economical(経済的)」として、安全性能などタイヤに求められる諸性能を高次元で維持しながら、転がり抵抗低減による燃費の向上を実現したタイヤ「ECOPIA」について、その転がり抵抗の低減を実感できる体感装置を設置。
「Futuristic(未来)」として、燃費を含めた環境に配慮し、早期実現化を目指しているタイヤサイド部へのカラー印刷技術(Tire Printing Technology)を、全く新しい車のドレスアップ手法として提案。また、タイヤ側面に張り巡らせた特殊形状スポークにより荷重支持することで、空気を充填する必要が無い為、省メンテナンス性に優れるとともにパンクの心配も無くなる「非空気入りタイヤ(エアフリーコンセプト)」を展示する。さらに、100%再生利用可能な材料を採用し、環境と安全、快適を高次元で達成することが可能な技術を紹介する予定。
2012年11月21日