工業用品商社、㈱ヤマカミと取引先企業で構成するヤマカミ共進会(亀田元秀会長)は11月16日、東京・江東区のホテルイースト21において、会員会社の実務者を対象とした懇親会「コミュニケーションの夕べ」を開催した。
当日はメーカーの商品展示会と講演会、懇親会の構成で行われた。展示会は、メーカー各社の新商品や注力商品、さらには今後の拡販が期待される環境対応商品などがサンプルを交えて出品され、訪れた営業担当者らはサンプルを手に、メーカーの営業担当者から商品説明を受け、知識の習得と商談で盛り上がった。
商品展示会のあとは講演会が行われ、元プロ野球選手の駒田徳広氏が講師となり「野球を通して人を育てる、育てられる」の演題で話を聴いた。駒田氏は自身のプロ野球人生において多くの人から育てられた逸話やプロ野球選手のこぼれ話を交え、笑わせ、また感動を与え、90分にわたって熱弁をふるった。
講演会終了後はヤマカミ会の実務者会が開かれ、役員の紹介やメーカー会員の紹介、今後の会の方針についての説明などが行われた。亀田会長は「今回でコミュニケーションの夕べは第15回目を迎えることができた。今後も経営者の会と、この実務者の会の2つを大きな柱に名前が示す通り、とも(共)に進んでいこう」などと述べた。
ヤマカミの山上社長は「共進会を軸に信頼関係をさらに強める努力を続けていく。ゴム・プラスチックの商社として、メーカーの真の代理店となるよう流通機構を高めていきたい。また、今後は人材育成も重要と考えており、社員を育てることにおきましても厳しいご指導をお願いしたい」などと語った。
懇親会「コミュニケーションの夕べ」には会員企業の代表、ヤマカミの内勤社員ら総勢230名が参加して、有意義な時間を過ごした。