神島化学工業は11月28日、2013年4月期の第2四半期および通期の業績予想について修正を発表した。
第2四半期については建材部門が前回発表予想時の想定までには至らなかったために売上高は前回発表予想を下回る見通しだが、燃料価格などが想定を下回ったことが寄与し、営業利益、経常利益並びに四半期純利益は、前回発表予想を上回る見込み。 通期の業績予想についても、第2四半期累計期間の業績予想の状況を踏まえて同様に修正する。
第2四半期の売上高は86億円から84億円に下方修正され、2・3%減となった。また、営業利益については2億8000万円から3億4000万円となり21・4%増、経常利益は2億円から2億7000万円で35・0%増。この結果、四半期純利益は1億2000万円から1億6000万円の33・3%増となる予想。また、1株あたりの四半期純利益は17・46円となった。
通期については売上高は176億円から174億円に下方修正され、1・1%減となった。営業利益については4億1000万円から4億7000万円となり、14・6%増加。経常利益は2億5000万円から3億2000万円で28・0%増。この結果、当期純利益は1億4000万円から1億8000万円に上方修正され、28・6%増となる予想。1株あたりの当期純利益は19・64円となった。
2012年11月29日