横浜ゴムは13日、乗用車用スタンダード低燃費タイヤ「ECOS ES31(エコス・イーエスサンイチ)」を2013年3月から発売すると発表した。
「ECOS ES31」は業界に先駆けて車の燃費向上に着目した「DNA(ディー・エヌ・エー)」シリーズの人気商品として累計販売数3300万本以上を誇る「DNA ECOS(ディーエヌエー・エコス)」を低燃費タイヤへと進化させたモデル。国内タイヤラベリング制度ではころがり抵抗性能:A、ウェットグリップ性能:cにグレードされる。発売サイズは145/80R13 75S〜225/45R18 95Wの全30サイズで、価格はオープンプライス。
「ECOS ES31」は低燃費性能を高めるとともに、「DNA ECOS」で定評のあった優れたトータルパフォーマンスのさらなるレベルアップを目指した。そのため、同社の乗用車用低燃費タイヤ「BluEarth(ブルーアース)」の開発で培った「ブルーアース・テクノロジー」を採用し、コンパウンド配合技術「ナノブレンドゴム」や設計技術をはじめとするYOKOHAMAの先進タイヤ技術を投入した。これにより「DNA ECOS」と比べ、ころがり抵抗を11・5%低減しながら、ウェット制動性能を14・1%、ドライ制動性能を3・6%向上した。また、静粛性や耐偏摩耗性能の向上に加え、車外通過騒音の低減によって周辺生活環境にも配慮するなど「DNA ECOS」を超える高いトータルバランスを実現している。タイヤサイドには「ブルーアース・テクノロジー」マークを刻印している。
2012年12月13日