豊田合成は20日、北米地域における自動車生産の拡大に対応するため、カナダのオンタリオ州ストラトフォード市に自動車用内外装部品の新工場を設立すると発表した。
新工場は同社の子会社であるTGミントコーポレーション(以下、TGミント)の分工場として設立し、トヨタ モーター マニュファクチュアリング カナダ(TMMC)に内外装部品を供給する。
同社のカナダにおける事業は、1986年にケベック州ウォータービル市にあるウォータービル TG(以下、WTG)に資本参加して以来、25年以上の実績がある。現在では自動車用シーリング部品を製造するWTG ウォータービル工場、コーチコック工場、オンタリオ工場および自動車用内外装部品を製造するTGミント パーマストン工場の4工場で事業を展開しており、新工場は5番目の工場となる。
同社グループは「世界のお客様にうれしさをお届けし選ばれる真のグローバルサプライヤー」を目指し、今後もグローバルで最適な生産・納入体制を構築していく方針。
〈新工場の概要〉
▽工場名=TGミント ストラトフォード工場(仮称)
▽生産開始時期=2013年7月(予定)
▽所在地=カナダ オンタリオ州 ストラトフォード市
▽投資額=約1100万カナダドル(約9億円)
▽生産品目=自動車用内外装部品(インストルメントパネル周辺部品、ピラーガーニッシュ、コラムカバーなど)
▽工場面積=約6000㎡
▽予定売上高=2014年度 約1500万カナダドル(約12億円)
▽従業員数=2014年度 約70名
2012年12月21日