若い執行部の意見交換で組合活性化
研修会活動の充実図る
中部ゴム商組は研修事業等を活発に開催し、健全なゴム産業の発展に貢献する。川島健一理事長に本年度の事業計画並びにゴム商業界の課題などについて話を聞いた。
―２０１２年を振り返ってのご感想は。
川島理事長 失われた20年というように、東日本大震災、タイの洪水、中国の尖閣問題、欧州の景気減速等様々なことが影響し、日本全体が自信を失っているような感じがしますが、ここから企業が少しでも発展してくれればと思います。
―中部地区の経済景況について。
川島理事長 中部地区の経済は「自動車」が直接関係しています。８月まではエコカー減税で支えられてきましたが、自動車部品などはエコカー減税終了に伴う新車販売の落ち込み、欧州経済の低迷が長引き、さらに尖閣問題を契機に日中関係が悪化、経済面より政治面での課題だと思われますが、中国での日系自動車メーカーの生産が急減等などで、現在も低迷状態が続いている状態です。中国をはじめ、韓国の市場はなかなか難しいですが、日本はものづくりの国ですので、商品開発の向上することで、なんとか日本経済が復活していくようになってくれればと思います。
―12年度も活発に事業を推進されております。
川島理事長 研修活動の充実を図り、新入社員研修をはじめ、パソコン研修、経営者・管理者研修、
