12年10月のプラスチック製品生産実績　生産量は１・６％増加

　日本プラスチック工業連盟がまとめた10月のプラスチック製品生産実績は前年同月比１・６％増の50万６４８０トンとなった。
　主な製品別では、フィルム分野の軟質製品の農業用が同１・１％増、その他が同17・８％増、硬質製品が同３・８％増、合成皮革が同２・８％増、パイプが同17・４％増、継手が同11・９％増、日用品・雑貨が同４・９％増、容器のうち中空成形容器が同１・６％増、建材の雨どいおよび同付属品が同６・８％増、発泡製品の板物が同６・７％増、型物が同４・３％増、強化製品が同２・６％増、その他製品のホースが同２・５％増、ディスクレコードが同17・３％増となった。また、フィルム・シート製品の軟質製品のうちラミネートが同６・５％減、平板が同11・４％減、波板が同17・０％減、機械器具・部品のその他が同６・０％減、その他の異形押出製品が同９・０％減と大幅な減少を示した。
　なお、１―10月累計のプラスチック製品生産実績は前年同期比１・６％減の４８６万１４３０㌧となった。
　主な製品別では、フィルム・シート製品の軟質製品の農業用が同12・３％増、機械器具・部品の輸送機械用が同24・６％増、建材の雨どいおよび同付属品が同21・８％増、その他のディスクレコードが同６・０％増と増加した。また、フィルム・シート製品のうち軟質製品のラミネートが同７・５％減、その他が同５・５％減、シートが同13・６％減、平板が同６・０％減、機械器具・部品の電気通信用は同10・９％減となっている。