謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年は、日本を含めた多くの国で政権が交代しました。世界を主導するリーダーシップが見当たらない「Gゼロの世界」の中で、本年も世界的に「不確実性」の時代が継続すると思われます。
当社は本年、中期経営計画「JSR20i3」の最終年を迎えます。「不確実性」と「多様性」の中、冷静かつ客観的に現実を見つめ、2020年のありたい姿の実現を目指した「始動」の3ヵ年計画です。
世界経済は米国、中国を中心に緩やかな回復基調にあると考えられますが、石化市場は昨年から経験則的に7年間のダウン・サイクルに入った兆候がみられます。一方で、IT産業はいよいよ情報・データ量が飛躍的に増大する変革の時代に突入しつつあるのではないかと思われます。
2013年01月21日