ニッタ㈱、ゲイツ・ユニッタ・アジア㈱、ニッタ・ハース㈱3社のニッタグループ合同の新年賀詞交歓会が1月9日、午後3時から東京・港区の明治記念館で開催された。 グループを代表してあいさつに立ったニッタ㈱の國枝信孝社長は「昨年は世界のトップリーダーの多くが交代した年だった。欧州の財政危機を契機とした先進国の低迷、中国をはじめとした新興国の伸び悩みなど、世界経済全体は回復が遅れた年だった。当社では、世の中に一喜一憂しないでそれぞれの分野でやるべきことをしっかりやっていきたいと思っている。
13年は、年末から大幅な円高修正、株価も回復してきたので、薄明かりがみえてきたが、実体経済に反映されるまで、相当時間がかかるとみている。年央まではきびしめに覚悟している。
ニッタグループでは、昨年4月よりスタートした中長期計画Ⅴ2020をただひたすらに実行していく。あるべき姿をソフトマテリアル複合化技術のグローバルナンバー1パートナーと定めている。次世代リーダーのためにも積極的なリーダーシップを取っていきたい
」とあいさつした。乾杯はニッタ会副会長であるバン工業用品藤田耕平社長が乾杯の音頭を取った。